ふわふわblog

今井さんが大好きで、滝沢さんは大切な人です。

タッキー&翼、解散について(今井さん編)

客観的に考えれば、二人にとって悪くない選択だと、理解は出来る。


時間が経てば完治する訳ではない、病を患った今井さんを、本当の意味で休ませるには、J事務所退所しかない。
何処かに所属して安全な場所に身を置いて、ゆっくり休むなんて、今井さんにできる訳がない。所属しているからには、自分に期待されている役割を果たそうとする。それが出来ない負担感は計り知れない。「病気なんだからしょうがない」なんて理屈は、今井さんには通用しない。

 

Jrの時から、高熱を出していても、仕事を休んだことがなかった。
先輩のコンサートでバックについている今井さんを、顔が見えなくても動きだけで、判別できた当時の私でも、今井さんの体調不良には全く気付かなかった。後で知って驚いた記憶がある。まだ子供なのに。私だったら言い訳をする「今体調を崩していて本調子じゃないんです」って。

 

骨折した時も、あらんくんには、「将来を考えてしっかり治した方がいい」って言ってたけど、自分は休まなかった(時系列は逆ですが)。
骨折を心配して入った会場で、実際に歌い踊る今井さんを観て、「思ったより大丈夫そう」と思った私だったが、滝沢さんが「裏では動けない」と暴露(この時、この事を教えてくれた滝沢さんに心から感謝した)。実際に自分の目で見たのに、ファンなのに、何も気付かない自分に絶望した。演者としては立派だよ翼くん。でも、痛い痛いと泣いたって構わない。弱い所もみせて欲しかった。それがファンとの距離感なら、近くにいる人には弱い所をみせて欲しい。そう願った。

 

今井さんが生物的に強い個体でないことを知っている。Jrの時はよく腹痛を起こしていた。今思えば、ずっと無理をしていたのかも知れない。
最初に発病した時、初めて、予定されていた仕事に穴をあけるという事態に遭遇した。だって、タッキー&翼のコンサートに代役立てられないもん!ラジオの代役は滝沢さんがやってくれた。恐らく毎回必ず聴いていたと思う。感謝の気持ちと申し訳なさで一杯になりながら。

 

そして、病気というものは自分の力ではどうにもならないものであるということを私は知っている。発病後は徐々に快方に向かう、もしかしたら病気になる前の自分に戻れるのかもしれないという希望を抱いてしまうのは当然で、多少の波がありながらも未来の自分に期待する。だから、再発は本当に辛い。もう一生良くならないのかもしれない。もしかしたら今がピークで将来はもっとひどい状態になる可能性もあるのではないか、と考え至るのは、別にネガティブになっているからではない。実際そうだもん。上手く病気と付き合うというのは生半可なことではない。できれば縁を切りたい相手だ。少し頑張るとすぐに無理だと言ってくる、努力することができない状態というのは本当に辛い。

 

特に今井さんは天才タイプではなく秀才タイプ。準備や努力や練習が結果に現れるタイプ。何もしなくてもできる天才ではない。

 

天才ではなくても、彼は選ばれた人です。彼の才能を疑ったことはない。うまいとか下手ではなく、今井翼のダンスは私の感情を刺激する、胸を打つ唯一のものです。大人になってからは歌も同様。芸術作品を前にした時の様な感動がある(特に生の舞台)。勿論、感じない人も沢山いるとは思いますが、芸術ってそんなものです。

 

だから翼くん。自信を持って。外見なんて、どうでもいい。どんなにやつれて老いて醜い姿になったとしても、貴方の表現する世界を愛している。