久しぶりです

こんなに、毎週みる度に、もっとみていたいと思えるドラマは。。。まぁ、のだめカンタービレなんですけど。

私も幼き日にピアノを習っていました。人生ではじめて私に『のろま』と言ったのはピアノの先生です。この本質をついた私を代表する陰口を、物心つく前の子供に正面からさっくりと。あぁ、感性の鋭い人って残酷。というか呪いにかかった私がその様に成長したのやも知れません。

そんな訳で、久しぶりに思い出しましたよ。生まれて初めての発表会ではモーツアルトを弾いた私。がさつで大雑把な性格ゆえに鍵盤を叩く指の力だけは強かった。それで音が澄んでいるって誤解されて、モーツアルトが合っているとか押し付けられて、子供ながらに感じる期待に戸惑って。結果、モーツアルトが嫌いになり、私が小学校2年生の時には先生も諦めていたな。

もともと才能なんか欠片もなかった訳ですが、副反応で今でもモーツアルトはあまり好きではない。何も知らない純粋な美しさとか、私の対極に位置するものですから。合わなくて当然ですよ、先生。だって私はショパンが好きなんです。深い悲しみと絶望と怒りが。思い知らせてやる！みたいな情熱が、大好きです。

本日、子供ののだめちゃんが殴られているシーンをみて、幼き日の胸の苦しさが甦りましたよ。あの時は痛かったな。。。こころが。。。