ふわふわblog

今井さんが大好きで、滝沢さんは大切な人です。

あなたは、恋と愛を、区別することができますか?

*今回の記事は(今までの記事も全てそうですが)、私の偏見と仮説でできています。
多くの人が不快に感じる内容が普段より更に多いと思いますので、お読みになる場合は自己責任でお願いします。

 


最初に結論を言います。

今回、私が言いたいのは「ジャニオタしてたら、現実の彼氏ができない」と悩んでいるジャニオタさんに「そんなことないよ」と伝えたい!

それだけです。

 

 

皆さんは、恋バナが好きですか?
勿論、私は苦手です。

 

炎上必須の話題ってありますよね。
政治、宗教、原発の是非、性役割、中国や韓国に関すること。あまり親しくない人との会話では話題にしない方が無難です。

 

今回話題にする恋バナには『性役割』が含まれることが多々あるので、注意が必要です。


私の様な恋愛偏差値の低い者が、恋について語るのは申し訳ないのですが(無知すぎて)、ジャニオタである以上、避けては通れません。

 

私の知っている「恋バナ」を紹介します

 

タキツバが中学生だった頃、私がジャニオタであることを知った男性に「男子中学生をナンパしに行こうぜ」とからかわれることがよくありました。

 

この経験から私が学んだことは、男性の多くは「好きな異性=性的対象」だと思っている、ということです。

 

私の中には不快感が残りました。その原因は二つあります。

  • 特定の個人ではなく、男子中学生なら誰でも性的対象になるという決めつけ(ショタコンのイメージ)
  • 好きなタレントを性的対象(恋をする相手)としてみているという決めつけ

 

異常だと思われるかもしれませんが、その当時の私は、恋というものについて深く考えたこともなく、自分自身の性自認もしっかりしていませんでした。
当時の私に、やりたい気持ちは全くなく、ただ人として好きなだけだったので、この認識の違いには驚きました。

 

その後、いろんな人の恋バナをきくようになると、「恋って、そんなに素敵なものじゃない」と私は気づきました。異論は認めます。

  • A子(仮)さんから聞いた初恋の話は、小学生の時に塾の講師に恋をして、その人のことがずっと忘れられない、というものです。
    「その人に触りたかったりするの?」と訊くと「そんな気持ちは全くない」とのことでした。そもそもそんなことを考えたことがないそうです。
    →それはもはや初恋ではないのでは?と私は思っています。
  • B子(仮)さんの初めての彼氏は、B子さんと別れる時に手紙を書きました。「今度の彼女は、お前みたいな自分勝手な女と違う」という内容です。
    B子さんは「彼が、私の嫌がることをしようとするから」と悲しそうな様子でした。
    →恋人の定義について、確認作業をしていないため、すれ違いが生じていたのが、別れた原因です。
    彼氏の恋人の定義は「恋人同士はやるから恋人(恋)」で、B子さんの恋人の定義は「お互いを唯一無二の大切な人だと思っている人達(愛)」でした。

 

あまりにもお花畑だと思われるかもしれません。
しかし、私の周囲には、(性をタブー視するあまり)性について深く考えないまま成人してしまった人が実際にいました(私もそうです)。

 

美しい恋の作り話を現実と混同するのは危険です(現実世界の恋から性を切り離すことはできません)。
→まずは、自分の性的衝動とは何かについて考えましょう。恋する相手に何を求めているのか明確にすることも大切です。
AV(作り物)を参考に、自分勝手な性交をして、女子が喜んでいる(俺のテクすげえ)と考えている男子も同類です(現実世界では性犯罪になります)。
→相手に主導権を渡して、受動的な立場を経験してみてください。「(俺のこと)今日はすきにしていいよ」と言われたら、あなたを性の対象としてみている相手は、喜びます。そこから、お互いを尊重しあう性交の仕方を、パートナーと一緒に、学んでいきましょう。自分がされたら嫌な事を相手にしてはダメです。

 

 

「恋をする」とはどういう状態なのかを考えます

 

性に対する考え方には、性差がかなりあります。
理由はいろいろと考えられますが、「性行為に伴うリスクの差」によるところが大きいのではないかと考えています。

 

例えば、「クラスの女子全員とやりたい」と思っている男子の数は、「クラスの男子全員とやりたい」と思っている女子よりもずっと多いのではないでしょうか(どちらも少数派だとは思いますが)。


能動と受動の差もあり、多くの女子にとって、信頼関係のない相手との行為は、一方的な暴力となる可能性が高く、何の利益もありません。

 

その結果、男子が性的対象だと感じる女子の範囲は広く、女子が性的対象だと感じる男子の範囲は狭い、という現象が起こるのだと推測します。
つまり、男子よりも女子の方が異性に告白される機会が多いと言えます。
また、性的対象としてみられることを嫌悪する女子もおり(生命の安全が脅かされるため)、告白されても嬉しくないという現象も起こります。

 

男子の告白の多くは、「好きです(あなたとやりたいです)」であるのに、女子の多くは()の中身を明確に把握していません。恋と性を切り離して考えている女子と、男子との間で、すれ違いが生じる原因がここにあります。

*勘違いしないでほしいのは、お花畑な男子(性的な意図がなく好意だけを感じている人)も存在するということです。全ての男子がやりたがっていると思うのは極端です。男女関係なく人によります。
また、令和現代、性の多様化が進んできているので、「やりたいだけ男子」というステレオタイプは、今や一般的ではないかもしれません。参考にならなかったら、すみません。

 

逆に、女子から「好きです(あなたとやりたいです)」と告白する割合がどの程度なのか、私の経験をお伝えします。

日常生活の中で、(あなたとやりたい)と思える相手に出会える確率は、私の約40年程の人生を振り返ると3人くらいです。
沢山の人と会うように努力していても、性的に高揚するようなオスとは滅多に出会えません。


しかし、出会った時には、ジャニオタであっても、簡単に、現実世界で恋に落ちます

つまり、性的に高揚するような異性と出会い、性的な衝動を感じている状態こそが、「恋をしている」状態であると言えます。相手の同意が得られれば、やれるし、うまくいけば、恋から愛に移行すること(この理想像こそが恋愛創作物の醍醐味)もできます。

 

恋する相手と出会えた場合には、ジャニオタとして現実及び妄想の世界で培った、様々なスキルを駆使して、「相手の同意が得られるように」挑みましょう。
タレントとファンはお互いに、「どうしたら相手に喜んでもらえるのか」を必死に考え抜いてきた同志です。
何も努力してこなかった人よりも、ずっと素晴らしい能力が身についているはずです。
ジャニオタとして過ごした時間は、決して無駄にはなりません

 

そして、残念ながら「恋をする」機会に恵まれなかった人も、安心してください。
なぜなら、恋(性的衝動)よりもずっと、愛(信頼)の方が確かなものだからです。
本当に愛し合っていたら、性交をしなくても、絆は存在します。
また、信頼関係さえあれば、例え性的対象ではない相手でも、お互いを労わりあいながら、性交をすることもできます。

 

*ここでの男子と女子は生物学的にオスとメスである個体のことを指しています。

*性交とは生殖活動です。子供ができて困るような年齢や状況では、するべきではないと私は考えています。

 

最後に:性の話は社会的タブーなので、ドキドキしています。私の希望ですが、大切な人とは勇気をもって、お互いを理解するために、お互いの性の価値観を話し合ってほしいです。