手越くんの会見から考える、事務所の課題とは?
7月になりました。今井さん出演の「NOBUNAGA」を確保するため、生まれて初めてスカパーに加入しました。放送は7月5日(日)11時から衛星劇場です。
月一でCookPadLiveがあって、地上波のレギュラー番組もあって(デビュー後はテレビでスペイン語以外、レギュラー番組はなかった)、今井さんが気負わずにのびのびしている様子を垣間見ることができて、贅沢病になりそうなくらい、幸せです。
私の中で、滝沢さんの存在は(翼くんの)守護天使のようなものです。それが例え意図したものではなくても、小さな頃からずっと、気が付けば守られていた、そんな気がしています。
本題に入ります。
最初に結論を言います。
手越くんの会見によって、明確化した事務所の課題は
第一に、タレントとの意思疎通が不十分であること
第二に、スピード感がないこと
以上の二点です。
この二点に問題がなければ、手越くんには退所する理由がありません。
特に、なぜオファーを断ったのか、タレントが納得できる段階まで、その理由を説明できていない状況は致命的です。不満と不信が生まれてしまいます。
「少し待って」と言うだけでなく、どの段階まで話が進んでいるのか、タレントにきちんと(可能であれば文字で)報告し、動きを可視化することが大切です。例えば、何月何日に社長にプレゼンの予定、了承が得られたら、先方との交渉に入るなど。
これからどんな活動をしていくのか、年単位の長期目標と月単位の短期目標くらいは、運営とタレントの間で共通認識を持っている方が良いと思います(やってるかもしれないけど)。グループとしての仕事、個人としてやりたいことなど、カレンダーアプリなどを利用して、情報を共有することは、それ程難しいことではないはずです。
また、手越くんの話を聞く限り、タレントさんが最初に話をする相手はマネージャーさんで、運営側の窓口になっているようです。マネージャーさんが、タレントのスケジュール管理をしながら、内外との交渉、新しい企画の提案など、業務内容が多岐に渡ることで、きめ細かな対応が難しくなっているのなら本末転倒です。タレントとの良好なコミュニケーションについて、プロジェクトチームを立ち上げ、新しい部署の設立も視野にいれた、解決策を検討するのも一つの方法だと思います。
不祥事を起こすことによって、業界も含めた多方面の信頼を失うリスクを考えたら、タレントとのコミュニケーションに使う時間は、決して無駄にはなりません。
スピード感のなさも、業務や組織としての課題を明確化せず、前例踏襲の悪習に陥っているのなら問題です。成功体験によって昔のやり方に固執することのないように、時代の変化に柔軟に対応できるように、失敗を恐れすぎずに、改革をすすめていって欲しいです。
手越くんの会見によって、事務所の内情が少し理解できたような気がしました。
翼くんもきっと同じことを感じて、苦しい想いをしたことがあるんじゃないかな。事務所が良い方向に変わっていくことを願っています。
もう神秘主義はやめて、透明化できる所は、どんどん透明にして、沢山の人からアイデアや意見を貰える環境を作った方がいいと思うな。