ふわふわblog

今井さんが大好きで、滝沢さんは大切な人です。

大塚国際美術館

徳島空港から路線バス一本で行ける。本数は少ないので時刻表の確認は大事。
入口のロッカーは100円で、荷物を出す時にお金が戻ってくる。
システィーナホールは、青山円形劇場のような配置で、客席は468席(ちゃんと数えた)。「NOBUNAGA」は2月13日から16日の4日間8回公演。
私は初日午前の部を観劇。

 

たっぷり時間はあるし、ゆっくりみられる……と楽しみにしていた大塚美術館。
3時間程度ではとても足りなかった。

 

順路通りにまわると、システィーナホールと同じ地下3階(美術館入口がある階)は、古代から中世の作品が展示してある。
クレタ文明の作品がみられて感動。ギリシャ神話の神々や英雄、歴史上の英雄アレキサンダー王など、全裸の男性の絵が多い。男性の裸体にギリシャを感じつつ、演劇と酒の神ディオニュソスさんの登場率の高さ、バッカスさんをみては、亀ちゃんのワインドラマ(神の雫)を思い出す。
中世に入るとギリシャ神話から一転、キリスト教の世界に。受胎告知ばかりを集めたエリアなど、漂うオタク感(私もタキツバの新曲が出た時に出演した歌番組の歌部分だけをつなげた動画とか作ってた!)。
キリスト教で禁欲を強いられたためと説明書きにあったが、男性が全裸だったギリシャから一転、女神の裸体ばかり、しかも卑猥な感じの作品が増加。大義名分として題材に使われるギリシャ神話の女神も気の毒。何事も抑圧されると歪んでしまって、禁じられたものに強い興味と関心を抱いてしまう典型例だなと思った。禁じられる前より犯罪率上がったと思う。
そんな中世ヨーロッパの苦悩と歪みを感じつつ、最後の晩餐を経てモナ・リザまでたどり着いたけど、空港行きのバス最終便の時間になってしまった。地下2階までしか行けなかった。
陶器なので油絵の凹凸などはないが、触ったり近くでみられるのが良かった(写真もOK)。本物には本物の迫力があるけど、近くでみることはできないし、混んでて立ち止まるのも難しい。そんな有名な作品をじっくり鑑賞できる大塚国際美術館は唯一無二の価値がある。今度また、ゆっくり鑑賞に行きたい。